- 家庭教師が向いてる子、個別指導塾が向いてる子、どこで判断したらいいんだろう?
- うちの子には家庭教師と個別指導塾ならどちらが合うんだろう?
- 家庭教師と個別指導塾のメリット・デメリットをしっかり比較して、子どもに合う方法を決めたい!

家庭教師か個別指導塾で迷っているんだけど、うちの子にはどっちが合うんだろう?

どっちがお子さんに合いそうか、一緒に考えよう!
こんにちは!家庭教師歴6年、現在は【勉強苦手・不登校・発達凸凹さん向けの家庭教師】をしている、こころ先生です♪
前回の記事では、家庭教師と個別指導塾のメリット・デメリットについて解説しました。
今回は、さらに具体的に、お子さんのタイプ別に家庭教師と個別指導塾どちらがおすすめかについても考えてみたいと思います!
この記事を読めば、家庭教師と個別指導塾、どちらがお子さんに合いそうか、見えてくると思います♪
うちの子にはどちらが合う?タイプ別に考えてみました!

家庭教師と個別指導塾、うちの子にはどっちが合うんだろう?

子どものタイプ別にどちらがおすすめか考えてみたよ!
家庭教師と個別指導塾どちらが合いそうか、お子さんのお悩みや性格タイプ別におすすめを考えてみました!よかったら参考にしてみてくださいね♪
タイプ1:定期テストの点数が悪い
「定期テストの点数を上げたい!」場合は、個別指導塾でも家庭教師でもどちらでもOK!
ただ、個別指導塾の方が、「その地域の学校の定期テストでどのような問題が出やすいのか」といった情報を持っていることが多いので、テスト対策に強い傾向があります。
また、定期テストの点数などを張り出している個別指導塾もあり、塾によっては成績上位者にちょっとした景品がもらえるようなところもあるので、モチベーションが上がりやすい環境といえます。
一方、家庭教師は、苦手なところを集中して学ぶことができるので、1教科だけ集中的に点数を上げたいという場合には向いているかもしれません。
タイプ2:繊細さん(HSC)
次に、「人見知り」「恥ずかしがり」「緊張しやすい」「人目を気にする」など、繊細なタイプのお子さんの場合について考えてみましょう。
個別指導塾は、勉強を見てもらうときは少人数または1対1ですが、部屋が完全に区切られているわけではなく、つい立てなどで仕切られているため、どうしても他の生徒の気配は感じられます。鉛筆の音、話し声、空調の音が気になるタイプのお子さんは、あまり向いていないかもしれません。また、授業と授業の間の時間は生徒たちの会話などが聞こえたり、視界に入ってきたりするので、そういった雰囲気が苦手なお子さんは、休み時間の過ごし方対策も考えておくとよいでしょう。
家庭教師だと、自分が慣れている部屋なので、落ち着いて勉強しやすいです。ただ、初めのうちはどうしても1対1の空間になるので緊張はするし、ずっと隣についていられるのが苦手な子にとっては緊張しやすいです。その辺を理解してくれる、打ち解けやすく優しいタイプの先生に出会えるといいですね。
タイプ3:不登校
不登校のお子さんは、学校以外で同じ学校の生徒さんと会うのに抵抗があります。
私自身、不登校の経験があるのですが、外出するときは、同じ学校の生徒に会わないか常に不安で、あまり外出したくありませんでした。
ちょうど不登校のときに、個別指導塾に通っていたこともあるのですが、そのときは同じ学校の生徒があまり通っていない校区外の塾に、仲の良い友達と通っていました。
どうしても個別指導塾がいいという場合は、家や学校から少し離れた校区外の場所にあり、同じ学校の生徒さんが通っていない個別指導塾が通いやすいと思います。
私個人的には、家庭教師の方がおすすめです。理由は、最近の家庭教師の会社は、不登校のお子さんやお悩みの親御さんの相談対応が可能なところが増えているからです。
それに、家庭教師だと家に来てくれるので、身体がだるくて準備がおっくうなときも大丈夫だし、途中体調が悪くなっても休みやすいです。不登校で体調面で心配があるお子さんにはおすすめです!
年が近い先生なら、メンタルフレンド的な役割(気軽に話せるお兄さんお姉さん)も期待できます!
不登校のお子さんは、学校以外のコミュニティとつながっていることは、心身にも良い影響を与えます。
タイプ4:学習障害(LD)
最近ようやく少しずつ認知されてきている「学習障害」。ですが、まだまだサポートが可能な塾や家庭教師は少ないです。
家庭教師をしている立場からいうと、家庭教師の経験が長い先生は、学習障害が疑われる生徒さんの授業を担当したことがある先生が多いように感じます。
最近では、学習障害のお子さん専門の塾を運営しているところもちらほらでてきているので、そのような専門の塾にお願いするのが一番良いと思います。・・・が、やはり専門性があるので、料金はかなり高いです。
発達障害のお子さんの療育などをしている会社の系列で、学習のサポートも行っているところもあるので、そのようなところに相談してみるのもひとつです。
なかなかそのようなところが見つからない…という場合は、発達障害や不登校専門のコースのある家庭教師派遣会社に相談するのも良いです。専門コースがある家庭教師の会社は、最低限の知識は持っており、似たような相談は受けている可能性があるので、経験のある先生を紹介してくれるかもしれません。
個別指導塾では、正直なかなかサポートが難しいかと思います。個人で経営されている個別指導塾であれば、経験が長い先生が多いので、上手な教え方のノウハウを持っているかもしれません。
タイプ5:集中力が続かない・多動不注意傾向(ADHD)
集中が続きにくいタイプのお子さんです。家庭教師の立場から正直に言わせてもらうと、なかなか手ごわいタイプです(笑)。
家だと誘惑も多く、リラックスしすぎてしまうこともあり、集中力が続きにくくなることもあります。
しかし、学習環境を整えたり、先生がうまく興味をひきつけたりすれば、家庭教師でもうまくいきます。
家庭教師の場合は、経験が浅い先生だと、手に負えず何も勉強しないまま時間がすぎてしまった…ということになりかねません。
実際、私は家庭教師の会社に登録していたときに、先生の交代で行ったことがあります。
私の前に行っていた先生は、子どもに振り回されていたようで、親御さん曰く、「やさしいけど、全然授業がすすまなかった」とのことでした。
私は、心理士として療育経験などもあり、発達障害など基本的な知識や経験があったので、授業に気持ちを向かわせるノウハウは持っていたので、その後も長く授業に通うことができましたが、初めてのアルバイトなどで派遣された先生だと、なかなか対応が難しいと思います。
よくあるのが、「本人のやる気がないとこちらも指導できない」「親御さんから注意してください」などと言われるケースです。プロを名乗っている先生でもこういう発言をする人がいます。
私から言わせてもらうと、この発言をする先生は自分の指導力不足を言っているのと変わりません。
個別指導塾では、周りの目を気にするタイプのお子さんであれば、周りの雰囲気にのまれて勉強する流れにのれることもありますが、反対に周りの物音や動きなどが気になりやすいタイプのお子さんは集中しにくかったり、動きが多くて周りから苦情がきたりすることもあるかもしれません。
まとめ
この記事では、家庭教師と個別指導塾どちらがいいのかをお子さんのタイプ別におすすめを考えてみました。
よかったら、塾選びの際の参考にしてみてくださいね♪
以上、こころ先生でした。では、また!