- 家庭教師は対面授業とオンライン授業、どんなところが違うの?
- 対面授業とオンライン授業、それぞれのメリットとデメリットは?
- うちの子に合うのは「対面の家庭教師」と「オンライン家庭教師」どっち?

最近ではオンライン家庭教師も増えているけど、うちの子にはどっちがいいんだろう?

選択肢が増えた分、どちらがいいか悩むよね。
メリットとデメリットを比較して、どちらがいいか考えてみよう!
こんにちは!家庭教師歴7年、【勉強苦手・不登校・発達凸凹さん向けの家庭教師】をしている、こころ先生です♪
以前は、家庭教師と言えば【対面授業】の方が主流でしたが、2020年のコロナウイルス感染症の流行により、【オンライン授業】可能な家庭教師が一気に増えました。
この記事では、【対面の家庭教師】と【オンライン家庭教師】のメリット・デメリットを比較し、どんなところに気を付けて検討したらいいのか解説します。
ご家庭の状況別のおすすめについても書いているので、【対面】か【オンライン】どちらを選べばいいか悩んでいる方はぜひ参考にしてみてくださいね♪
対面の家庭教師のメリット・デメリットを比較!
一般的に「家庭教師」と呼ばれるものは、大方この【対面授業の家庭教師】を指していると考えてよいでしょう。
コロナ禍が落ち着いた現在も、【対面の家庭教師】を選択されるご家庭は多いです。
対面家庭教師のメリット
対面での家庭教師をお願いするメリットは以下の通りです。
「ここは魅力的だなぁ!」と思うものにチェックを入れながら読んでみてください♪
- 先生との関係が築きやすい(質問しやすい、些細な変化に気付いてもらえる)
- ほどよい緊張感がある。
- 実物に触れる体験学習も可能。実物の教材に触れながら学べる。
- 送迎の心配がない、夜の時間帯でも安心。
- 受験校の情報が入りやすい。
関係が築きやすい
対面授業の家庭教師のメリットは、なんといっても1対1で近くで勉強を見てくれて、目標まで一緒に伴走してくれる心強さ!
距離感が近くなるため、コミュニケーションが増え、関係が築きやすいのがメリットです。
近くにいる分、些細な変化などにも気づきやすいので、家庭教師の先生にとっても生徒の様子を観察しやすく、お子さんに合わせた柔軟な対応が可能です。
わからないところがあったときに、質問もしやすいです。
ほどよい緊張感がある
近くにいる分、先生の目が届くので、ぼーっとすることは少なく、さぼりにくいです。ほどよく緊張感をもって授業を受けることができます。
実物に触れる体験学習も可能
例えば、数学の図形を学ぶ単元では、実際に形を作って触りながら学んだり、理科の単元では、簡単な実験を行ったり、教科によっては実物を触りながら学ぶこともできます。
送迎の心配がない・夜の時間帯でも安心
塾に通うとなると、送迎が必要になったり、夜遅い時間に出歩かなければならなくて心配だったりします。
でも、家庭教師であれば、時間になれば家まで来てくれるので、送迎の心配もなく、家で授業が受けられるので時間が遅くなっても安心です。
受験校の情報が手に入りやすい
実は、家庭教師を派遣する会社に登録している先生は、その地域エリアの大学に在学中(または卒業生)である可能性が高いです。
または、そもそもその地域エリアが地元の先生である可能性も比較的高いです。
そのため、お子さんの志望校が家庭教師の先生の出身校だったり、地元の学校の情報に詳しい場合があります。
特に大学生の先生の場合は、受験が終わってから年数が経っていないので、比較的新しい情報を持っていることがあります。
もちろん、そのような先生に必ずあたるとは限りませんが、オンライン家庭教師に登録している先生に比べれば確率は高くなります。
この点については、オンライン家庭教師にはないメリットといえます。
対面家庭教師のデメリット
続いて、デメリットは以下の通りです。
「これはイヤだなぁ…」と思うものにチェックを入れながら読んでみてください♪
- プライバシーの面の心配。
- 親の予定をある程度合わせる必要がある。
- 距離が近くて緊張する。
- 先生の選択肢は少ない。
- 交通費や駐車場代などがかかる。
プライバシーの面の心配
対面の授業の家庭教師の場合、一番気になるのは「先生を家に上げなければならないこと」ではないでしょうか。
家に来てもらう必要があるため、「住所」を伝える必要があります。
しかし、これについてはオンライン家庭教師や塾でも最低限必要な情報として「住所」や「電話番号」は確認されるため、そこまで気にする必要はないでしょう。
ただ、家にあげなければならないため、普段家族しか入らないスペースに家庭教師を入れることに抵抗がある人もいるかもしれません。
ちなみに、「家が散らかっている」「掃除が行き届いていない」については、よほど酷い場合ではない限り、先生はそれほど気にしていないので、勉強するスペースを最低限確保できていればよいです。
親の予定もある程度合わせる必要がある
私の場合は、保護者の方と生徒さんとの信頼関係ができてきて、慣れてきた頃になると、保護者の方が不在のときでも授業をお願いされることが多くありました(開始と終了のご連絡は電話やメールを通じて行っていました)。
なので、特に規定がない限りは、保護者の方が在宅している必要はありませんが、そうはいっても自分が不在の時に家庭教師の先生を家にあげるというのは心配ですよね。
それに、家庭教師側からしても、リスクマネジメントの観点から、できるだけ保護者の方が在宅している方が安心です。
もし、自分が不在時に家庭教師を家にあげることが不安な方は、自分の予定と家庭教師の授業日を調整する必要があります。
距離が近くて緊張する
1対1で近い距離で家庭教師と勉強をするため、人見知りのお子さんや緊張しやすいタイプのお子さんは慣れるまでは気になるかもしれません。
しかし、たいていの場合は、回数を重ねるごとに緊張感が解けていくケースがほとんどです。
逆に、いつまでも緊張感が解けない場合は、先生との相性が元々合わないのかもしれないので、先生の変更を検討するとよいでしょう。
家庭教師の先生は、お子さんが緊張していることを理解して、あの手この手でコミュニケーションをとろうとしますので、親御さんは心配になるかもしれませんが、最初のうちはあまり口を挟まず、遠くから見守ることをお勧めします。
先生の選択肢は少ない
対面の家庭教師の場合、その地域エリアにある家庭教師会社に登録して、そこから派遣されていることがほとんどです。
先生の交通手段や住んでいる場所によって、移動範囲も限られているので、来てほしい先生がいても、来てもらえないといったこともあります。
オンライン家庭教師に比べると、選べる先生は限られています。
交通費・駐車場代などがかかる
先生に家まで来てもらうため、その分交通費がかかります。
電車やバスを利用するなら、その分の交通費。車で来てもらうならガソリン代や駐車場代がかかります。
こんな子には、対面の家庭教師がおすすめ!
対面の家庭教師のメリットとデメリットを踏まえた上で、どのようなお子さんに【対面の家庭教師】がおすすめか、考えてみました!
- 自分から質問するのが苦手
- 体調に自信がない
- 部活中心で帰宅が遅い。
- 授業中ぼーっとしてしまうことが多い。一人で勉強していると気が散りやすい。
- 送迎する人や手段がない。近くに塾がない。夜遅くに出歩かせたくない。部活や習い事と両立したい。
- 自分の部屋がある・家の中で勉強するスペースを確保できる。
対面家庭教師をお願いする際、事前に考えておくこと
もし、「対面で授業してくれる家庭教師がいいかも!」と思った方は、以下のことについて事前に考えておくとよいでしょう。
- どこの部屋で授業を受けるか
- どの時間帯に来てもらうか
- 交通費はどのくらいかかるのか
- 来てくれる先生の事前情報(どんな先生なのか)
どこの部屋で授業を受けるか
家庭教師の先生が来てくれる場合、どこで授業をしてもらうのか、場所の確保をする必要があります。
高学年のお子さんの場合は、自室が多いですが、低学年のお子さんの場合はリビングルームやダイニングテーブルで授業を行うことが家庭教師の経験上多かったです。
静かで学習に集中できる場所。おもちゃやゲーム、漫画など気が散るものに手が届かない・目に入らない環境がベストです。
どの時間帯に来てもらうか
家庭教師の先生に来てもらう時間をある程度決めておくとよいです。
朝なのか昼間なのか夜なのか、平日なのか土日なのか、希望の時間を考えておきましょう。
先生の交通手段や駐車場はどうするのか
家庭教師の先生に家に来てもらう場合、自宅までの交通手段をいくつか想定しておきましょう。
電車、バス、車、自転車やバイクなどが考えられますが、特に車の場合は駐車場を準備する必要があるため、近くにバーキングがあるかどうか、あるとしたら料金はどのくらいなのか見ておくとよいでしょう。
来てくれる先生の事前情報
家に知らない他人を入れるとなると、信用できる先生でないと不安ですよね。
変な先生ではないかどうか、事前にしっかり見極める必要があります。
先生の選び方については、ほかの記事にまとめていますので、そちらを参考にしてくださいね♪
おすすめの対面授業の家庭教師
対面授業の家庭教師でおすすめなのは、「家庭教師のあすなろ」「学研の家庭教師」です!
なんといっても、家庭教師の業界では大手である安心感。
無料で体験授業も行っているので、直接お話を聞いて、授業を受けて検討することができますよ♪
「どんな先生が来るんだろう?」「対面での授業はどんな感じなんだろう?」と気になる方は、ぜひ無料体験授業で雰囲気を感じてみてください。
オンライン家庭教師のメリット・デメリットを比較!
次にオンライン家庭教師について見ていきましょう!
オンライン家庭教師は、コロナ禍を境に一気に増えました。
今では対面の家庭教師の授業だけでなく、「オンライン授業も可能」としている会社も多くあります。
オンライン家庭教師のメリット
オンライン家庭教師をお願いするメリットは以下の通りです。
「ここは魅力的だなぁ!」と思うものにチェックを入れながら読んでみてください♪
- 先生を家にあげなくてよい。
- 送迎がいらない。
- 交通費がかからない。料金が比較的安い。
- 先生の選択肢が豊富。
- 時間と場所の自由度が高い。
- 画面越しなので緊張しにくい。
- 交通事情や天候に左右されない。
- 体調面に不安があるとき、感染症流行時でも安心。
先生を家にあげなくてよい
オンライン家庭教師の場合は、ネット環境を利用して授業を受けるので、先生を家に上げなくてよいところが魅力的です。部屋の掃除やお茶・お菓子の準備などを毎回考えなくてよいところがいいですよね。
送迎がいらない
対面の家庭教師と同じく、送迎はいりません。塾だと送迎が必要になることがありますが、オンライン家庭教師の場合は、家で授業を受けることができます。
交通費がかからない。料金が比較的安い。
オンライン家庭教師の場合は、ネット環境を通じて画面越しで授業を行うため、先生の交通費分はお金がかかりません。
遠くから家庭教師の先生に来てもらう場合は、交通費が多くかかりますが、オンラインだと距離に関係なく、好きな先生の授業が受けられます。
今はガソリン代も高いし、毎週来てもらうとなると結構な金額になるので、交通費がかからないのはいいですよね。
先生の選択肢が豊富
対面の家庭教師の場合は、家に来てもらうため、通える範囲に住んでいる先生から選ばないといけないですが、オンライン家庭教師は、全国各地(または海外からも!)好きな先生を選べます。
自分で先生を選びたい人やお子さんと相性が合う先生をお探しの方にはオンライン家庭教師がおすすめです。
時間と場所の自由度が高い
オンライン家庭教師は、ネット環境を利用するため、好きな場所で好きな時間に授業が受けられます。
自宅はもちろん、帰省先や旅行先でもネット環境が整っていれば、授業を受けることも可能です。
時間も、オンライン家庭教師の先生がOKなら、朝早く・夜遅くの時間でも授業が受けられます。
画面越しなので緊張しにくい
オンラインで画面越しの授業になるので、対面の授業に比べて、緊張感はそれほど感じずに済みます。
家族以外の人と話すことが緊張するというお子さんは、オンライン家庭教師から始めるのがおすすめです。
交通事情や天候に左右されない
家庭教師の先生に家に来てもらう場合、台風や大雨、地震による影響で、電車やバスの遅延や運航休止、道路の渋滞や事故が起こる場合もあります。
もしこれが、大事な受験直前の授業日に起こったら、不安になりますよね。
しかし、オンライン家庭教師であれば、天候による影響を受けず、授業が受けられます。
体調面に不安があるとき、感染症流行時でも安心
家で授業が受けられるので、授業中体調が悪くなったとしても、すぐに横になって休むことができたり、すぐにトイレに行ったりすることができます。
特に、体調面での不安があるお子さんは、安心して授業が受けられます。
また、インフルエンザやコロナウイルスなどの感染症が流行している時期、特に受験前の大事な時期は、人との接触を控えたいですよね。
そんなとき、オンラインで授業を受けることができる点はメリットといえます。
オンライン家庭教師のデメリット
続いて、デメリットは以下の通りです。
「これはイヤだなぁ…」と思うものにチェックを入れながら読んでみてください♪
- 機材の準備が必要。
- インターネット環境が安定している必要がある。
- さぼりやすい
- 些細な変化に気付いてもらいにくい
- パソコン操作などのサポートが必要
機材の準備が必要
オンライン家庭教師の授業を受けるためには、カメラ付きのパソコンまたはタブレット端末、イヤホンまたはヘッドホン、マイク、メモパッドなどの機材の準備が必要です。
家にすでに機材がそろっている場合は、費用はかかりませんが、そろっていない場合は費用が大きくかかってきます。
ただ、オンライン家庭教師の会社によっては、必要な機材の貸し出しをしてくれるところもありますので、そのような会社を選ぶことで、機材をすべて買いそろえなくても気軽に始めることができますよ♪
インターネット環境が安定している必要がある
オンラインで授業を受けるため、インターネット環境の安定は必須です。
接続が悪い場所だと、画像が見えずらかったり、声が聞き取りづらかったり、会話の時差が気になったりすることがあります。
インターネット環境が悪いせいで、授業での会話のテンポが悪くなり、途切れ途切れのやりとりになってしまうと、お子さんにとって授業を受けることがストレスになります。
学習に集中してもらうためにも、インターネット環境は必ず確認しておきましょう。
さぼりやすい
対面の家庭教師に比べると、オンライン家庭教師では画面上のやりとりになるため、画面に映る以外のところは先生から見えません。
そのため、画面に見えないところで授業とは関係ないことをして、こっそりさぼってしまう子もいます。
例えば、足をぶらぶらさせて遊ぶ、手遊びをする、授業と関係ない本を読む、落書きをする、こっそり動画を観る、ゲームをする…などです。
オンライン家庭教師だと、画面越しのため、先生が直接止めることはできないため、お子さん自身がある程度、気持ちをコントロールする必要があります。
些細な変化に気付いてもらいにくい
これは先生によって個人差がありますが、オンライン家庭教師だと画面越しのコミュニケーションになるため、対面での授業に比べると、その場の空気感や些細な表情や様子の変化には気づきにくくなります。
もちろん、オンライン上でも様子をよく見てくれる先生は、些細な変化に気付いて声をかけてくれるし、対面の授業でもなかなか気づいてくれない先生もいるので、先生の力量によるところが大きいです。
パソコン操作などのサポートが必要
オンライン家庭教師では、パソコンやタブレット、その周辺機器を使用するため、それらをお子さん自身が使いこなせる必要があります。
また、インターネット環境が一時的に不安定になったときには、お子さんだけで対応することは難しいので、保護者のサポートが必要になります。
初回授業から数回は、保護者のサポートが必要な場面も出てくるつもりで待機しておくことをお勧めします。
こんな場合には、オンライン家庭教師がおすすめ!
オンライン家庭教師のメリットとデメリットを踏まえた上で、どのようなお子さんに【オンライン家庭教師】がおすすめか、考えてみました!
- わからないところを質問したい
- 質問するのが苦手
- 苦手を克服したい。
- 送迎する人や手段がない。近くに塾がない。夜遅くに出歩かせたくない。部活や習い事と両立したい。
オンライン家庭教師をお願いする際、事前に考えておくこと
もし、「オンライン家庭教師をお願いしようかな!」と思った方は、以下のことについて事前に考えておくとよいでしょう。
- オンライン授業を受けるための場所の確保。
- インターネット環境に問題はないか。
- 周辺機器の取り扱いはできるか(パソコン機器、ヘッドホンなどの)
オンライン授業を受けるための場所の確保
オンラインで授業を受けるため、周囲がうるさい環境だと、先生の声が聞こえにくかったり、集中力しにくかったりします。お子さんが画面越しの先生の話に集中できるような場所を確保できるかどうかを事前に考えておきましょう。
インターネット環境に問題はないか
オンライン授業のため、インターネットの接続状態が不安定だと、授業がスムーズに受けられません。
地域によってつながりにくい場所があったり、自宅の中でも部屋によってはつながりにくい場所もあります。
契約しているインターネット回線によって、つながりにくい時間帯がある場合もあります。
お子さんに余計なストレスをかけないためにも、ご自宅のインターネット環境に問題がないか確認しておきましょう。
周辺機器を取り扱えるか
パソコンやタブレットの操作方法、ヘッドホンやマイクを使う場合は、電源の入れ方、音量調整の仕方などの最低限の操作は自分でできるようにしておいた方がよいです。
おすすめのオンライン家庭教師
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まとめ
家庭教師を検討するときに、最初に出てくる選択肢である【対面】か【オンライン】か。
比べてみてどうでしたか?
チェックを入れた数を比較してみて、【対面】が良いか【オンライン】が良いか検討してみてください。
ご家庭の生活リズムやお子さんの性格などを考慮した上で、一番良い方法で授業が受けられるといいですね♪
以上、こころ先生でした。ではまた♪